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目標を確実に達成するために必要な、逆算の本質

皆さんこんにちは
キャリアエッジの森山です。

これまで本当に多くのビジネスパーソンの成長に伴走してきましたが、
目標を確実に達成して、飛躍的に成長し続ける人には、いくつかの共通する特徴があります。

今回はその一つをご紹介したいと思います。

目標を確実に達成して、飛躍的に成長し続ける人は、
「もう目標は達成したものとして、今スグ自分の行動を変えることが出来る」という特徴があります。

簡単に解説します。

例えば、目標を設定する際、1年後の自分の姿などを描き、その達成のために必要なアクションアイデアを書き出すことが多いと思います。

そして、ひとつずつ行動を積み上げていきながら、目標達成を目指すことになると思いますが、
いろいろ試しながら「あ~、このアクションアイデアは効果的でなかったな」等とといった形で試行錯誤を重ねながら、アクションアイデアを消し込んでいくような感じになるかと思います。

これはこれでとても大事なことですが、目標設定段階で書き出されたアクションアイデアは、あくまでも行動する前段階のものであり、的外れなものも多いかと思います。

一方、実際に行動する中で試行錯誤の末に見出したアクションアイデアは、実践を踏まえたものなので、様々な学びの要素が詰まっており、目標達成に向けた精度の高い選択肢となることが多いのではないかと思います。

なので、まずは行動すること、そして、その行動から学びや気づきを抽出することが大事になるわけですが、その際に求められるスタンスが冒頭で触れた「もう目標は達成したとして行動する」というもの。

まだ何もしていない状態に近いですが、それでも「自分はもう目標を達成した」と、目標達成を過去のこととして捉えて行動することで、様々な違和感が浮かび上がってくると思います。そしてその違和感をしっかりと捕まえ、対処することが目標達成に向けてとても重要な要素となるのです。

もちろん、ほとんど何も始まっていない状態で目標達成を過去のこととして捉えるなんて、いまいち意味が分からないと思います。(チョットナニイッテルカワカラナイ状態だと思います)

でもいいんです。
無理やりにでも、もう目標は達成したという認識で行動してみると、いろんな違和感が浮かび上がってくるはずです。

(例えば朝礼などで、ん~いつもは声を張らないけど、信頼されるリーダーになったんだから、しっかり声を張ろう。あ~やっぱり恥ずかしいな…)といった形で、自分の内面的なものもあれば、

(あれ、あの人どうしたんだろうね。なんだか今まで私たちに関心なんてなさそうだったのに、今日はやたらと話しかけてきて…)といった形で、周囲の方々の反応もあると思います。

その違和感こそが、現状とあるべき姿のギャップであり、あなたが焦点を当てるべき自己成長課題です。
もし違和感を感じないようであれば、恐らく本当に目標を達成したんだと思いますので、目標を設定し直す必要があります。ハードルが低すぎます。

ビジネスは常に逆算です。仕事人生における自己成長も逆算です。
目標を達成した自分になり切ることで、本当の逆算思考をスタートさせることが出来るのです。

そろそろ年末年始、来年の目標を考え始めている方も多いのではないかと思います。

ぜひ、いま考えている目標は、もうすでに達成した。という認識で今日から行動を変えてみましょう。
そうすることで、違和感(ギャップ)を明確にしていきましょう。

そして、明らかになった、自分自身が本当に注力すべき自己成長課題に対して、圧倒的な行動量で立ち向かいましょう。

必ずや、今までと全く異なる成長曲線を描き始めることになるはずです。

2023年12月10日 フライングカラーズ株式会 代表 森山かずお

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